再び帰ってくる。セス・マクファーレン制作の『アメリカン・ダッド』がFOXに復帰し、2026年に同局で正式に2度目のデビューを果たすことが決定した。マクファーレンのもう一つの人気番組『ファミリー・ガイ』の新エピソードも同時放送される。
両シリーズのシーズン中盤での復帰は「原点回帰」を意味する。元々2005年から2014年までFOXで放送されていたが、今年初めまでTBSに移っていた。『アメリカン・ダッド』と『ファミリー・ガイ』はプライムタイム番組編成における「強力な武器」として重要な役割を担っている。
「今シーズンの主要デモグラフィックと共同視聴における好成績を受けて、FOXの2025-26年ラインナップは機知に富み、エンターテインメント性と本質的なユーモアにあふれています」とFOXエンターテインメントCEOのロブ・ウェイドはバラエティ誌の報道声明で述べた。「来年は、このビジョンを実現するため、放送・Huluなどを通じて視聴者を魅了する刺激的なスケジュールをお届けします」
FOXは今後の番組編成に向けて新たな取り組みを展開している。新ストリーミングプラットフォーム『FOX One』の立ち上げもその一環だ。ネットワークのプレスリリースによると、FOX Oneはニュース、スポーツ、エンターテインメントを単一プラットフォームに統合し、FOXの全ブランドに対するライブストリーミングとオンデマンドアクセスを提供。FOX Nationをサービス内でバンドルするオプションも可能となる。
FOX復帰後の『アメリカン・ダッド』の正確な初放送日は未確定だが、ファンは視聴(そしてテーマソングを口ずさみながら)するのを待ち焦がれている。その頃までに番組がFOX Oneでも視聴可能になる見込みで、詳細は来年明らかになる予定だ。