マイクロソフトは、Xbox責任者フィル・スペンサーが近い将来に引退する予定はないと強く否定し、最近の大規模なレイオフに続く彼の役職に関する憶測に対処しました。
マイクロソフト全体で約4%、9,000人強の従業員が解雇され、その大半はゲーム部門以外で発生しましたが、Xbox傘下のスタジオも大きな影響を受けました。Rare社の『Everwild』や『Perfect Dark』のリブートプロジェクトは中止となり、The Initiativeは閉鎖されました。
その他では、『Candy Crush』の開発元キングや、ベセスダの欧州事業でも大規模なレイオフが実施されました。『The Elder Scrolls Online』の開発元であるZeniMax Online Studiosでは未発表のMMOがキャンセルされ、チーム規模が縮小されました。ZOSの長年の責任者であるマット・ファイロアも退任しました。また、レポートによると、『Forza』の開発元ターン10や、いくつかの『Call of Duty』スタジオもレイオフの影響を受けたとのことです。

混乱の中、『Call of Duty』のリーク情報を扱う@TheGhostOfHopeは、マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードを690億ドルで買収した後のレイオフで批判にさらされたスペンサーが、次期Xboxコンソール発売後に引退し、Xbox社長のサラ・ボンドが後継者となる構えだと主張しました。
マイクロソフトはこれらの主張に対して、ザ・バージ誌に寄せた声明で、Xboxコミュニケーション責任者のカリ・ペレスが「フィルは近いうちに引退しません」と断言することで反論しました。
特筆すべきは、マイクロソフトの返答には若干の曖昧さがあることです。「近いうち (anytime soon)」には明確な時間軸がありません。「近いうち」が今年、来年、あるいは2027年を指すのか?
マイクロソフトは、次世代Xboxを2027年に発売する計画と報じられていますが、これらの計画は変更される可能性があります。明らかなのは、スペンサーがアクティビジョン・ブリザード買収を推し進めて以来、何度も重大なレイオフを監督してきたことです。2024年1月には、マイクロソフトは1,900の職を削減し、続いて『Redfall』の開発元アーケーン・オースティンと『Hi-Fi Rush』の開発元タンゴゲームワークスを閉鎖した際にさらなる削減を行いました。2024年9月には、ゲーム部門でさらに650の職が廃止されました。また今年5月にも、マイクロソフトは総従業員数の3%にあたる6,000人の従業員を解雇しました。


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2024年6月のIGNとのインタビューで、Xbox責任者フィル・スペンサーは次のように述べています。「私は会社内で持続可能なビジネスを管理し、成長を推進しなければならず、それは時に厳しい決断を必要とします。率直に言って、そういう決断をするのは楽しいものではありませんが、誰かがやらなければならないのです」
マイクロソフトの今後はどうなるのでしょうか?現時点では、2025年6月のゲームショーケースで紹介されたすべてのゲームと、それに携わるスタジオは安全だと報じられています。同社はまた、8月に開催予定のgamescomへの大規模な出展を確認しており、今後予定されているゲームラインナップを紹介する予定です。